ユーロとドル、ユーロと円の特徴

金貨とビジネスマン

FX相場の中のユーロの存在とは

FX相場で、1番流通している通貨。
それが、「ユーロ」です。

もともとは、1999年、世界の基軸通貨であるアメリカのドルに対抗して作られました。

1つの国で、ドルを超えるほどの影響力を持つ通貨は、そう簡単には現れませんでした。
そこで、ヨーロッパのいくつもの国々が、通貨を統一することによって、ドルを超える流通量の「ユーロ」を作り出すことに成功しました。

今回は、世界一取引が行われている通貨ペア「ユーロドル」と、FX初心者でも知っておきたいクロス円「ユーロ・円」を紹介していこうと思います。

◆世界最強の通貨ペア。「ユーロドル」の取引とは?

ユーロドルは、円が絡んでいないものの、日本人のFX初心者でも、取引するのにとても向いています。
トレンドが見つけやすく、ボラティリティもそれほど大きくないので、全世界で幅広く支持されています。

慣れれば非常に取引しやすい通貨ペアですが、ユーロドルだけの動きを見続けるのは、すこし利益をあげにくいかもしれません。

ユーロドルとドル円は、互いに流通量の多い通貨ペアながら、逆相関の関係にあると言われています。

つまり、「ユーロドルが上昇すれば、ドル円は下落する」ということです。
逆も同じです。
ユーロドルの取引は、ドル円との相関関係を理解して行うことが大切です。

どういう風にFX相場を見ていくかというと、どちらもドルが絡んでいる通貨ペアなので、FX相場の動きの原因は、ドルにあるということが分かりますね。

ドル買いのFX相場になっている場合は、ドル円にトレンドが出やすい流れになるので、トレードしやすくなりますが、逆に、ユーロドルの動きは少なくなり、取引しにくくなります。
互いの動きを見ながら取引するということは、FX初心者は、特に忘れてはいけません。

ユーロドルとドル円が、どちらも上昇するというケースもあります。
この場合は、円だけが安くなっている状態と言えるので、ユーロドルの取引はしやすいでしょう。

日本時間の15時からヨーロッパのFX市場はスタートしていきます。
ユーロドルの動きが活発化してくるのは、それを見越した14時ごろです。

18時ごろに、ユーロに大きく影響する指標や、要人の発言が発表されやすいため、この時間ぐらいまでには、しっかり準備しておきたいですね。

この時間帯から、今後のトレンドの大体の形が見えてきます。
最近は特に、そこから数時間しばらくそのまま動き続けるという傾向が強いです。

◆短期は得意?ハマれば大きい「ユーロ円」

日本人のトレーダーにとってユーロ円は、ドル円の次に人気が高い通貨です。
特徴としては、ドル円の動きに引っ張られるように、FX相場が動いていくということです。

ユーロドルとの逆相関関係がよく見られる通貨ペアでもあるので、ドル円が上昇していても、ユーロドルの状態によっては、ユーロ円は引っ張られないこともあります。

そして、もう1つの大きな特徴は、スプレッドが非常に狭いことです。
一番狭いFX会社では、0.6銭ぐらいになってきます。

ドル円に次いで狭いスプレッドですが、ユーロ円も非常に取引量が多い通貨ペアなので、FX会社もスプレッドを広げて、トレーダーを手放すわけにはいきません。

ドル円に比べて、ある程度のボラティリティがありますので、FX初心者のトレーダーは、まずこのユーロ円で取引する時、スキャルピングやデイトレで利益を出すのがいいと思います。
実際に、ドル円でずっと取引をしてきて、ユーロ円でもっと値幅を取りたいと考えたトレーダーが、いまや完全にユーロ円主体のデイトレーダーになっているというケースが多いです。

ユーロ円もユーロドルと同じで、ヨーロッパ市場が活発に動く15時ごろに大きく変動します。
20時ごろになると変動率が徐々に戻ってきますが、深夜にかけて再び上昇するケースがよくあります。

理由はやはり、ヨーロッパ市場での指標発表などが原因です。
ユーロ円で取引をするには、どうしてもユーロの動きを中心として、円をどう照らし合わせていくかという流れになります。

デイトレやスキャルピングは、短い時間で一気に勝負出来るところが魅力です。
今、昼間は仕事をしながら、兼業トレーダーとしてドル円で短期の取引を勉強してる方でも、ユーロ円に慣れると、有意義な時間の使い方が出来ます。

仕事から帰ってきて、夕方から夜にかけてサクッと利益を出す。
といった形が、理想ではないかと思います。

ドル円も含めて、しっかり相関関係を知っていれば、FX初心者でも、十分中心に出来る通貨ペアを紹介しました。

複数の通貨ペアを見ながら、「どの通貨が1番強いんだ?」と見極めるのは、他の通貨ペアを見るときも同じことです。

FX相場というのは、「1番強い通貨」と「1番弱い通貨」の通貨ペアであれば、1番わかりやすく取引が出来ます。

FXをいろんな角度で見ていくという意味でも、「相関関係」というFXにおいて重要な要素は、知識を増やしていって損はありません。

おすすめの記事

カワウソ君とさんまの差額

研究するカワウソ君