ドルと円の特徴

ドルと円

FXにおけるドルと円とは

FX初心者が、必ず最初に通る道。
「米ドル/円」を主体としたトレードは、基本中の基本です。

アルファベットでは「USD/JPY」と表記されます。
ここからは、”ドル円”という呼び方で説明します。

ドルは、日本人にも非常に馴染みが深い通貨と言えるでしょう。
世界での流通量も多く、FX相場の動きがゆるやかなので、FX初心者が選びやすい理由というのは、そこにあります。

最初は、ドル円の特徴をしっかりつかんで、新たな通貨ペアへとステップアップして行きましょう!

◆FX業者も、ドル円トレーダーを奪い合っている!?

ドル円は、非常に多くのトレーダーが取引を行うため、FX会社によってはスプレッドがかなり小さく設定されています。

FX会社同士も、スプレッドを下げることによって、多くのドル円トレーダーに、口座を利用してもらいたいので、必死な戦いが繰り広げられているのですね。

スワップ金利の上げ下げで、FX会社同士がしのぎを削っているころもありましたが、スワップが軒並み下がってしまった昨今は、他社との差をつけるために、そういったスプレッド下げ合戦が行われています。

ドル円のスワップ金利はほとんどないに等しいです。
小さな売買では、計算に入れなくてもいいでしょう。

◆ドル円取引のポイント。まずは「アメリカの国力」から理解しよう。

ドル円でトレードしていく上で、注意しておくポイントは、FX上級者でも、初心者でも同じです。

ドルに対する信頼度の確認、つまりアメリカの政治・経済の状況をしっかり観察しておくということです。

「米国雇用統計表」は、アメリカの経済状況を知るのに、最も重要な指標の1つです。
アメリカで雇用されている人が多ければ、アメリカの経済は調子がいいと判断していいのは、この指標のおかげです。

また、こういう指標を発表する前に、情報機関は予測の数値を発表します。
その予想ですら、のちのち影響があるのです。

実際に発表された指標と、どれくらいの差があったかというのも、FX相場が変動する大きな指針になります。

アメリカが大きく他国に影響を与える国だということは、発言する人にもそれだけ発言力があるということです。
アメリカのニュースもこまめにチェックして、ドル円の取引に生かしていきましょう。

◆ドル円の取引は、どの時間帯を狙えば効果的?

ドル円で取引を行う時間帯ですが、基本的には、「ドルの値動きがもっとも活発になる時間」を狙うのがいいでしょう。

世界中1番FX取引が行われている時間は、日本時間の21時~2時ぐらいと言われています。
その時間はアメリカはもちろん、ロンドン市場を筆頭に、ヨーロッパ市場も開くため、値動きは早くなり、大きくなるのです。
世界一取引されている時間帯にも関わらず、チャートの動きが大きいということは、いかに多くの数の取引が行われているか、ということがわかりますね。

しかし昼間仕事をしながら、夜はFXをやっているという”兼業トレーダー”にとって、夜中でバリバリ取引するというのは、すこし体力的にも難しいかもしれませんね。

アメリカのニューヨーク市場が開き始める21時ごろも、ドル円の取引には持って来いの時間です。
これぐらいの時間からの参戦なら、兼業トレーダーにとってはスケジュール的にピッタリだと思います。

先ほどすこし話に出た「米国雇用統計表」や、アメリカの要人の発言などの発表も、この時間に行われるため、注目度が高い時間帯ということは間違いありません。

取引量世界一はロンドン市場ですが、FX相場を動かす多くの材料は、このニューヨーク市場に集中してると言っても過言ではありません。

デイトレードで主に利益を稼ぎたい場合は、ヨーロッパ市場の開始からトレンドを予想していき、ニューヨーク時間を取引の場にあてる人が、世界中にあふれています。

やはり、世界の基軸通貨はドルなので、ドル円とはいえど、ドルの動きを中心に見ていく必要があります。

◆「安全通貨」としての、円の存在感を知ろう!

ドル円における円の役割は、「安全通貨」としての役割が大きいと思います。
「困ったときは円を買おう!」という考えが、FXの世界では強く根付いています。

通常、その通貨が流通している国で災害や、政治・経済問題などが起きた場合、その通貨は売られていき、どんどん価値が下がっていくのが、一般的な動きです。

日本円は、日本という国自体の安全性を買われていると言われていて、「有事の円買い」とまで言われるように、一斉に円安になるという流れは、すごく少ないです。

実際に、2011年、東日本大震災が起こったときも、日本円は円高の動きを止めませんでした。
日本がダメージを受けていることを分かっていながら、円を買ったトレーダーが、チャートに反映させたということですね。
その当時は、いろんな要因が絡み合っていたことがのちにわかってきましたが、日本円の信頼度の高さを象徴する出来事でした。

みなさんは、ドル円の取引で経験を積んで、ゆくゆくはドルストレート、クロス円問わず学んでいくことになります。
ドル円の取引が常に中心にあるということを、忘れないでください。

おすすめの記事