FXと株どちらが儲かるの?
FXと株を比較した際の話し
株よりリスク(≒損する確率)が低い
FX投資を株式投資と比較した際にはっきりしているのは、FX取引などの外国為替取引はもともと、株よりリスク(≒損する確率)が低いということです。たとえば、日本のソニーの株式に投資するのと、ドルに投資するのを比較すると、ソニー株投資はドル投資の3倍以上のリスクがあります(07年の実際の市場データより)。
一方、FXの安定収益源として有名なスワップ(預金の金利、株式の配当、投信の分配金のように、保有しているだけで勝手に転がり込んでくる利益=インカムゲイン)の利回りは、株式の配当利回りを上回っているケースがほとんどなのです(07年の実際のFXスワップおよび株式配当データより)。
FXは株より低リスクなのに高リターン
利回りというのは、同じ金額を投資した場合の利益率を指しますので、すなわち、100万円のケースでも1億円のケースでも、同じ金額を投資して、より高い着実な利益を望むならば、株よりFXが圧倒的に有利だということです。
結論として(個別銘柄によっては異なるケースもありますが)、一般的に
FX投資のリスクは、株式投資のリスクよりも低く、
FX投資のスワップ利回りは、株式投資の配当利回りよりも高いです。
FXは株より低リスクなのに高リターン。
これが、株が好きという方にも、FXが広まっている理由です。
一時的な流行ではなく、今後ますます資産運用といえば株式投資だけでなく
FX投資のことも意味するようになるでしょう。