FXと外貨預金どちらが儲かるの?
両者を比較した場合
外貨預金もFXも、外貨を取引するということではまったく同じなのですが、不思議なことに、FXは外貨預金よりも圧倒的に有利です。
理由は、手数料と利ざやです。
手数料
外貨預金は、1ドル取引するのに手数料は片道1円。
1ドル=100円のとき、手数料を率に換算しますと、手数料率は1%になります。
FXは、1ドル取引するのに手数料はわずか数銭(FX業者によって手数料は多少異なります)。
1ドル=100円のとき、仮に手数料5銭ならば率に換算しますと手数料率は0.05%になります。
外貨預金の手数料率は、1%、FXの手数料率は、0.05%
つまり、外貨預金の手数料率は、FXの手数料率の20倍!言い換えればFXの手数料率は、外貨預金の手数料率の1/20!
「そんなに違うなんて嘘じゃないか!」と思われるかもしれません。その通りだと思います。
そんなにウソみたいに法外な手数料をいままで私たち個人投資家は銀行に支払っていました。銀行の手数料率1%から、FXの手数料率0.05%へ。その差20倍!
単純計算で投資額100万円あたりの手数料を換算しますと、銀行なら手数料1万円を支払わないといけなかったのが、FXなら手数料500円で済むということです。
仮に、投資額が1億円ならば、そのときの手数料は 銀行なら手数料100万円のところ、FXなら手数料5万円で済むということです。
つまりFXとは、いままでひどい扱いを受けてきた個人投資家でも有利な条件で取引することができる画期的な金融商品なのです。
利ざや
銀行が「利ざや」というものを取るのはご存じでしょうか?
私たちが普通預金をしてももらえる利息は0.001%(2018年みずほ銀行)です。100万円を預金として預けてもらえる利息金額は10円ですね。。
銀行は、預金してもらったお金を企業に融資したり運用したりして増やしています。
このとき銀行は、私たちにつけるわずかな利息よりももっと高い収益を上げています。
当然ですね。その差額が銀行の利益になり、それを利ざやと呼びます。
さてこの利ざやは、外貨預金にも当然あります。実際には3%の利益を銀行が得ているのに、私たちにつける利息は1%か2%くらいしかない、ということもあります。
これに対して、FX会社は、小数点以下の世界のほんのわずかな薄い利ザヤしかとっていません。
①手数料と、②利ざやなどの理由により、外貨預金もFXも同じ外貨取引でありながら、殿様商売の銀行の外貨預金よりも、顧客本位のFX業者のFX取引のほうが圧倒的に有利という現象が起きているのです。